
WG1はこれらの項目について、観測結果やシミュレーションモデルによる計算結果をもとに、 自然環境の現状と将来の予測を提示し、気候変動に関する基盤的なメッセージを発信している。第4次評価報告書(AR4)では、気温上昇と人間活動の影響について、「気候システムの温暖化には疑う余地はない」とし、さらに第5次評価報告書(AR5)では「人間の影響が20世紀半ば以降に観測された温暖化の支配的な原因であった可能性が極めて高い(95%以上)」といったように、人為起源による温暖化の影響を明らかにした。
AR6に向けたWG1議長団(ビューロー)は2015年に選出され、2名の共同議長、7名の副議長で構成されている。(詳細はAR6に向けたIPCC体制ページを参照)
2017年9月時点では、IPCC AR6の作成に向けて次のようなスケジュールが予定されている。(詳細はスケジュールページを参照)
IPCCでは過去5回、5~6年サイクルで評価報告書を発表している。
第5次評価報告書 (2013年) |
第4次評価報告書 (2007年) |
第3次評価報告書 (2001年) |
第2次評価報告書 (1995年) |
第1次評価報告書 (1990) |
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