IPCC AR4について

執筆陣

IPCC第4次評価報告書執筆陣について

 IPCC評価報告書の作成には世界中からノミネートされた大変沢山の研究者の中から、IPCCビューローによって選出・承認されます。その選出には、各章立てに、研究者の専門性や研究の質、また全体の地域的なバランス(先進国や、ある一定の国から執筆陣が集中しないようにする等)を考慮して選ばれます。
執筆陣は、基本的に下記の4つに分類されています。

・Coordinating Lead Author (CLA)

担当章全体の執筆方針及び編集を担当する。

・Lead Author (LA)

ある章の中の担当部分の原稿を実際に執筆する。

・Review Editor (RE)

担当章全体の査読を通し、編集に貢献する。

・Contributing Author (CA)

CLAやLAの依頼により、原稿執筆(テキストや図表などの作成)において手伝うことで貢献する。
したがって、CAの選出は、CLA, LAによって後でなされる。

 第4次評価報告書の第1作業部会(WG1)担当の執筆陣(CLA, LA, RE)169名が、2004年4月のIPCCビューロー会合において承認されました。
そのうち、日本からは、9名の専門家が選ばれております。前回の第3次評価報告書(TAR)における4名(LA3名とRE1名)から比べると倍の数の専門家が選ばれる結果となりました。その9名の専門家の方々は下記のとおりです。

<WG1の日本からの執筆陣>

Chapter 2 (Change in Atmospheric Constituents and in Radiative Forcing)
RE: 中島 映至 東京大学 気候システム研究センター センター長
Chapter 4 (Observations: Changes in Snow, Ice and Frozen Ground)
LA: 藤井 理行 国立極地研究所 所長
RE: 小池 俊雄 東京大学 地球観測データ統融合連携研究機構 機構長
東京大学大学院工学系研究科 教授
Chapter 5(Observations: Oceanic Climate Change and Sea Level)
LA: 野尻 幸宏 独立行政法人国立環境研究所 地球環境研究センター 副センター長
LA: 花輪 公雄 東北大学大学院理学研究科 教授
Chapter 8 (Climate Models and their Evaluation)
LA: 住 明正 東京大学 サステイナビリティ学連携研究機構
地球持続戦略研究イニシアティブ 統括ディレクター・教授
RE: 松野 太郎 独立行政法人海洋研究開発機構 地球環境フロンティア研究センター 特任上席研究員
Chapter 10 (Global Climate Projections)
LA: 鬼頭 昭雄 気象庁 気象研究所 気候研究部 部長
LA: 野田 彰 海洋研究開発機構 地球環境フロンティア研究センター
地球環境モデリング研究プログラム プログラムディレクター・技術研究統括