IPCCがノーベル平和賞2007を受賞

10月12日、ノルウェーのノーベル賞委員会は、2007年のノーベル平和賞を米国のゴア元副大統領と国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」に授与することを発表しました。 受賞理由は、「人為起源による気候変化についての進んだ知識を確立・普及させるとともに、その変化に対する必要な対応策の基盤を築くという努力に対して。"for their efforts to build up and disseminate greater knowledge about man-made climate change, and to lay the foundations for the measures that are needed to counteract such change"」として、地球温暖化に警鐘を鳴らすなどの功績が評価されたものです。

IPCCは1988年の設立以来、世界中の研究者の真剣な努力により得られた最先端の知見を結集し、報告書をまとめてきました。今年に入ってからは、各作業部会における第4次評価報告書が公表され、11月の総会では統合報告書がまとめられる予定です。温暖化に関する将来予測や、人為起源の原因特定という人類への警鐘は、科学者や専門家たちの「情熱」「使命感」なくして発することはできなかったものだと思います。個人ではなくIPCCに与えられた点も意義が高いものであり、あらためてIPCCの役割の重大さが確認されたといえるでしょう。

詳しくは、 ノーベル平和賞のウェブサイトをご覧ください。(英文)

 

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